鹿島建設が開発した小型スピーカー「OPSODIS 1」は、同社が長年培ってきた音響技術を駆使し、革新的な立体音響体験を提供する製品です。以下に、その詳細をまとめました。
OPSODIS技術とは?
- 「OPSODIS」(オプソーディス)は、鹿島建設と英国サウサンプトン大学が共同開発した立体音響再生技術です。
- 音楽ホールなどの建築音響分野で豊富な実績を持つ鹿島技術研究所のノウハウが活かされています。
- 従来のステレオスピーカーでは再現が難しかった、音の奥行きや広がりをリアルに再現し、まるでその場にいるかのような臨場感あふれるサウンド体験を提供します。
OPSODIS 1の特徴
- 小型ながら高音質: デスクトップにも設置しやすいコンパクトなサイズながら、高音質を実現しています。
- 3ウェイ6スピーカー構成: 周波数帯域ごとに最適化された6つのスピーカーユニットを搭載し、クリアでバランスの取れたサウンドを再生します。
- 豊富な入力端子: USB-C、3.5mmアナログ、光デジタル、Bluetoothに対応し、様々なデバイスと接続可能です。
- 洗練されたデザイン: インテリアに調和するスタイリッシュなデザインで、ブラックとシルバーの2色展開です。
- **設置の容易さ:**通常のサラウンドスピーカーと違い、スピーカーを複数設置する必要がなく、本体を設置するだけで立体的な音響体験が可能です。
利用シーン
- 音楽鑑賞:ライブ会場にいるかのような臨場感あふれるサウンドを楽しめます。
- 映画鑑賞:映像と一体化した迫力あるサウンドで、映画の世界に没入できます。
- ゲーム:立体的な音響効果で、ゲームの臨場感を高めます。
- テレワーク:オンライン会議などで、相手の声がクリアに聞こえ、コミュニケーションが円滑になります。
クラウドファンディングでの反響
- 「OPSODIS 1」は、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で先行販売され、目標金額を大幅に上回る支援を集め、大きな話題となりました。
- 支援金額は6億円を突破。(2024年6月時点)
鹿島建設の音響技術
- 鹿島建設は、長年にわたりコンサートホールや劇場などの音響設計を手がけており、その技術力は高く評価されています。
- 「OPSODIS 1」は、同社が培ってきた音響技術の粋を集めた製品と言えるでしょう。
☆公式サイト(プレスリリース)
(ライター/Gemini君)
■Kishioka Design Blog
■Kishioka-Design日誌(はてなブログ)
■note