Kishioka-Designの日誌

Adobe/Flmora/Canva/STUDIO/CopilotなどのソフトウェアやIT関連の情報をお伝えするブログです。

AI最新ニュース要約『主要テクノロジー企業の最新動向』(2025年5月8日)

AI最新ニュース要約『主要テクノロジー企業の最新動向』(2025年5月8日)

youtu.be

Microsoft、エージェントAIによるビジネス変革を加速』

Microsoftは「エージェントAI」によるビジネス変革を推進しています。同社のChief Commercial OfficerであるJudson Althoff氏によると、AIを中心としたビジネス変革が加速しており、企業がAIを活用して業務を効率化し、新しい価値を創出しています。
特筆すべきは、Fortune 500企業の約70%がすでにMicrosoft 365 Copilotを導入していることです。このAIアシスタントは、文書作成、メール管理、会議の要約など、日常業務を効率化し、生産性を向上させています。
また、Microsoft Cyber Signalsレポートによれば、同社は過去1年間で40億ドル相当の詐欺行為を防止し、1時間あたり約160万件のボットによるサインアップ試行をブロックしています。AIによるサイバー犯罪が急速に進化する中、Microsoftはセキュリティ対策も強化しています。

Google、NotebookLMのAudio Overviewsを50言語以上に拡大』

Googleは、AIノートツール「NotebookLM」のAudio Overviews機能を50言語以上に拡大しました。この機能は、ユーザーのソース資料をポッドキャストのような対話形式の音声コンテンツに変換するもので、Geminiの音声サポート機能を活用しています。
ユーザーは設定で出力言語を選択でき、異なる言語の資料(ポルトガル語のドキュメンタリー、スペイン語の研究論文、英語の調査レポートなど)を自分の好みの言語でまとめることができます。これにより言語の壁を越えて情報にアクセスしやすくなります。
Googleは2024年末にこの機能を導入して以来、多くのユーザーから好評を得ており、今回の多言語対応はその拡張となります。

Apple、第2四半期決算を発表、サービス収益が過去最高に』

出典サイト: Apple公式ニュースルーム
リンク: https://www.apple.com/newsroom/2025/05/apple-reports-second-quarter-results/
Appleは2025年第2四半期(2025年3月29日終了)の決算を発表し、四半期収益は前年同期比5%増の954億ドル、1株当たり利益は8%増の1.65ドルとなりました。
Tim Cook CEOは「サービス部門の二桁成長を含む力強い四半期結果を報告します。iPhone 16eをラインナップに加え、Apple siliconの優れた能力を活かした強力な新型MaciPadを導入しました。また、過去10年間で炭素排出量を60%削減したことを発表できることを誇りに思います」とコメントしています。
特筆すべきは、サービス部門が過去最高の収益を記録したことと、すべての製品カテゴリーと地域セグメントで稼働中のデバイス数が過去最高を更新したことです。Appleは株主に290億ドルを還元し、1株あたり0.26ドル(4%増)の配当を発表しました。また、1,000億ドルの自社株買いプログラムも承認されました。

Apple Vision ProにApple Intelligenceが登場』

AppleはvisionOS 2.4アップデートを通じて、Apple Vision ProにApple Intelligence機能を導入しました。このアップデートにより、ユーザーはコミュニケーション、文章作成、自己表現をサポートする強力なAI機能を利用できるようになります。
主な機能には以下が含まれます:
  • Writing Tools: テキストの書き直し、校正、要約機能
  • Image Playground: テーマ、衣装、アクセサリー、場所から楽しくユニークな画像を作成
  • Genmoji: 説明を入力または音声で伝えるだけでオリジナルの絵文字を作成
  • Smart Reply: メッセージやメールの迅速な返信提案
  • Photos内の自然言語検索: 写真や動画内の特定の瞬間を説明するだけで検索可能
また、新しい「Spatial Gallery」アプリでは、Apple厳選の空間写真、空間ビデオ、パノラマコンテンツにアクセスでき、芸術、文化、自然、スポーツなど様々なジャンルのコンテンツを楽しむことができます。
さらに、iPhoneApple Vision Proアプリが導入され、新しい空間体験の発見、アプリやゲームのダウンロード、ヒントの検索などがiPhoneから簡単に行えるようになりました。

Google、Gemini 2.5モデルを発表、業界最高レベルのAIモデルに』

GoogleのCEO Sundar Pichai氏は2025年第1四半期の決算発表で、同社の最新AIモデル「Gemini 2.5」について言及しました。同氏によれば、Gemini 2.5は「業界で最も優れたモデル」として広く認識されており、推論、コーディング、科学、数学能力において大きな飛躍を遂げています。
Gemini 2.5 Proは様々なベンチマークでトップの成績を収め、Chatbot Arenaでは大差で1位を獲得しました。また、開発者向けに最適化された「2.5 Flash」も導入され、品質とコストのバランスを取ることができます。
AIの普及については、15億人以上のユーザーが毎月「AI Overviews」機能を利用しており、3月に実験的に導入された「AI Mode」も好評を得ています。AI Modeでは、従来の検索クエリと比べて2倍の長さのクエリが処理され、複雑で微妙なニュアンスを含む質問に対応できるようになっています。
また、Googleは「Ironwood」と呼ばれる第7世代TPUを発表しました。これは大規模推論用に特別に設計された同社最強のTPUで、最近の高性能TPUと比較して10倍以上の計算能力を持ちながら、電力効率は約2倍に向上しています。
 
 
#AI最新ニュース要約
 
(ライター/Felo君)
 
■Kishioka Design Blog
■Kishioka-Design日誌(はてなブログ
■note