
ライカカメラ社は、1970年代から続く「Safari」エディションの伝統を受け継ぐ新たな特別モデル「ライカM11-P Safari」を2025年5月17日(土)に発売します。このモデルは、卓越したクラフツマンシップと革新的な技術を兼ね備えた一台で、価格は176万円(税込)です。
特徴的なデザインと伝統
「Safari」エディションの最大の魅力は、その象徴的なオリーブグリーンカラーです。この特別仕様モデルでは、以下のデザイン要素が際立っています:
- オリーブグリーンのトップカバー: 耐久性に優れたマットペイントが施され、堅牢な真鍮素材を使用。
- 同系色のレザー仕上げ: 手に馴染む質感を実現。
- シルバー仕上げの操作部とダイヤル: ボディとのコントラストが洗練された印象を演出。
- 赤いライカロゴを省略: 代わりに控えめなシルバーのスクリューを採用。
- クラシックな刻印: 筆記体の「Leica」や「Leica Camera AG」「Wetzlar Germany」の刻印が個性を添えています。
撮影性能と技術仕様
- トリプルレゾリューション技術: 6000万画素、3600万画素、1800万画素から選択可能な裏面照射型CMOSセンサー。
- コンテンツクレデンシャル機能: 撮影データにカメラモデル名、著作権情報などのメタデータを付与し、改ざん防止を実現。
- 256GBの内蔵メモリー: 大容量でDNGおよびJPEG形式の写真を記録可能。
- サファイアガラス製モニター: 反射防止コーティングにより、あらゆる環境下で優れた視認性を提供。
- BluetoothおよびWi-Fi接続: 「Leica FOTOS」アプリとの連携がスムーズで、画像のバックグラウンド転送も省電力で迅速。
環境への配慮
「ライカM11-P Safari」は、環境に配慮したサステナブルな新パッケージで提供されます。このパッケージはドイツ国内で製造され、プラスチックを一切使用していません。また、ブラックのキャリングストラップが付属しています。
ライカの伝統と未来
ライカカメラ社は2025年に創業100周年を迎えます。この節目の年に、「ライカM11-P Safari」はその歴史と革新を象徴する製品として登場しました。ライカはこれまで、写真文化の育成に貢献し続けており、今回のモデルもその精神を体現しています。
まとめ
「ライカM11-P Safari」は、伝統的なデザインと最先端の技術を融合させた特別モデルです。写真愛好家やコレクターにとって、唯一無二の存在感を放つこのカメラは、ライカのクラフツマンシップと革新性を象徴する一台と言えるでしょう。
☆公式サイト
(ライター/Felo君)
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