2025年6月、ミニPC市場に新たな風を吹き込む製品が登場しました。その名も 「Beelink ME mini」。手のひらサイズのキューブ型筐体に、最大6基のM.2 SSDを搭載可能という驚異のストレージ拡張性を備えたこのモデルは、家庭用NASやメディアサーバーとしても注目を集めています。
■デザインとサイズ感
Beelink ME miniは、99mm四方のコンパクトな立方体。白・グレー・青の3色展開で、インテリアにも馴染むスタイリッシュなデザインです。電源ユニットを内蔵しているため、外部アダプター不要で設置もスマート 。
■主なスペック
- CPU:Intel N150(省電力&安定性重視)
- GPU:Intel Graphics(24EU)
- メモリ:12GB LPDDR5(4800MHz)
- ストレージ:64GB eMMC + 最大6基のM.2 SSD(PCIe 3.0接続)
- 通信:デュアル2.5GbE LANポート、Wi-Fi 6対応
- ポート類:
- USB 3.2(10Gbps)×1
- USB 2.0 ×1
- USB Type-C(10Gbps)×1
- HDMI(4K 60Hz)×1
■ストレージ性能とNAS用途
最大6枚のM.2 SSDを搭載可能で、合計最大24TBまで拡張可能。PCIeレーンの制限により速度は一部制限されるものの、NAS用途では十分な性能を発揮します。TrueNASやUnraid、ProxmoxなどのOSにも対応しており、本格的なホームサーバー構築が可能です 。
■実際の使用感とベンチマーク
Intel N150はエントリーモデルながら、日常的なファイル管理やメディア再生には十分な性能。DLNA対応機器との連携で、映画や音楽のストリーミングも快適です。静音設計も施されており、リビングや書斎に置いても気になりません 。
■価格と購入情報
■まとめ:誰におすすめ?
Beelink ME miniは、以下のような方に特におすすめです:
- 自宅でプライベートクラウドを構築したい方
- コンパクトな筐体で大容量ストレージを確保したい方
- TrueNASやProxmoxなどで本格的なサーバー運用をしたい方
- 静音・省電力設計のホームメディアサーバーを探している方
Beelink ME miniは、単なるミニPCの枠を超えた、家庭用サーバーの新しいスタンダードとなる可能性を秘めています。NASやメディアサーバーに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください!
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