Kishioka-Designの日誌

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2025年8月10日~8月16日:今週のITニュースヘッドライン

2025年8月10日~8月16日:今週のITニュースヘッドライン

NVIDIA、小型AIモデル「SLM」への移行を提唱

NVIDIAは今週、AI開発における新たな潮流として「SLM(Small Language Model)」への移行を推奨する方針を発表しました。従来のLLM(Large Language Model)は高性能ながら、膨大な計算資源とコストが必要であり、エッジデバイスやリアルタイム処理には不向きでした。SLMはその課題を解決する軽量モデルで、特定用途に最適化された設計により、応答速度や消費電力の面で優れたパフォーマンスを発揮します。NVIDIAは、SLMを活用することで企業のAI導入ハードルが下がり、より多くの業界でAIの民主化が進むとしています。今後は、SLM向けの開発ツールや最適化ライブラリの提供も予定されており、AI開発の新たなスタンダードとして注目を集めています。

Amazon、「非表示にした注文」を強制表示へ

Amazonは、ユーザーが「非表示」に設定した注文履歴を2025年8月19日から強制的に表示する仕様変更を発表しました。これまで、プライバシー保護の観点から、ユーザーは特定の注文をアカウント内で非表示にすることが可能でしたが、今回の変更により、すべての注文履歴が再び表示されるようになります。Amazonはこの措置を「不正利用防止とアカウントの透明性向上のため」と説明しており、家族や複数人で共有するアカウントにおいて、注文履歴の確認が容易になるとしています。しかし、SNSでは「プライバシーの侵害では?」という懸念の声も上がっており、ユーザーの間で賛否が分かれています。今後、Amazonがどのような対応策や代替機能を提供するかが注目されます。

NTT、光通信で160Tbpsの超高速伝送に成功

NTTは、次世代光通信技術の研究成果として、160Tbpsという超高速データ伝送の実証に成功したと発表しました。この技術は、従来のC帯やL帯ではなく、新たに開拓された「X帯」と呼ばれる波長帯を活用することで実現されました。実験では、1040kmの距離にわたって安定した通信が可能であることが確認されており、これは現在の商用通信速度の10倍以上に相当します。この成果は、将来的なインターネットインフラの刷新に直結するものであり、遠隔医療、スマートシティ、メタバースなどの分野での応用が期待されています。NTTは今後、実用化に向けた装置の小型化やコスト削減にも取り組む予定で、世界的な通信技術の競争において優位性を確立する狙いです。

NTT、人間の空気を読むAIエージェント技術を開発

NTTは、複数のAIエージェントが互いに“空気を読み合う”ことで、協調的に業務を遂行する新技術「マルチエージェント協調AI」を発表しました。従来のAIは、個別のタスクには強いものの、複数のAIが同時に関与する複雑な業務や企画立案などには対応が難しいとされていました。今回の技術では、各AIが他のAIの意図や状況を推測し、柔軟に役割を調整することで、まるで人間のチームのように連携して動作します。これにより、企業のプロジェクト管理や業務調整、さらには教育や医療などの分野でも、AIの活用範囲が大きく広がる可能性があります。NTTは今後、実証実験を通じて実用化を進め、AIによる“チームワーク”の実現を目指すとしています。

駿河屋.jpで個人情報漏えい、クレカ情報も対象

ホビー通販サイト「駿河屋.jp」が外部からの不正アクセスを受け、クレジットカード情報を含む個人情報が漏えいしたことが明らかになりました。対象となるのは、2025年7月24日~8月4日の間に同サイトでカード情報を入力した利用者で、氏名、住所、カード番号、有効期限、セキュリティコードなどが含まれている可能性があります。現在、駿河屋側は被害状況の調査とセキュリティ強化を進めており、該当する利用者にはカード会社への連絡と再発行手続きを推奨しています。今回の事件は、ECサイトのセキュリティ対策の重要性を改めて浮き彫りにしており、他の通販事業者にも波及的な影響が出る可能性があります。利用者は今後の公式発表を注視しつつ、早急な対応が求められます。

Insta360、8K対応の360度撮影ドローンを発表

映像機器メーカーInsta360は、8K解像度で360度撮影が可能な新型ドローン「Antigravity A1」を発表しました。このドローンは、デュアルレンズ構造により本体が映像から“消える”ような視覚効果を実現しており、まるで空間そのものを撮影しているかのような没入感を提供します。さらに、専用ゴーグルを使うことで、操縦者はリアルタイムで視点を自由に切り替えながら撮影が可能。映像制作、観光プロモーション、スポーツ中継など、幅広い分野での活用が期待されています。Insta360は、今後この技術を一般ユーザー向けにも展開する予定で、空撮の表現手法に革命をもたらす製品として注目を集めています。
 
 
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