
SNS用の画像やプレゼンテーション資料など、Canvaを使ってデザインを作成する際、要素の配置に悩んだ経験はないでしょうか。特に、スマートフォンやPCなど、異なるデバイスでの表示を考慮すると、テキストや重要な要素が見切れてしまわないように配置することが非常に重要になります。
このような課題を解決し、デザインの精度を格段に向上させる機能が「定規」と「ガイド」です。
事前にガイドを引いておくことで、常に表示範囲や全体のバランスを意識しながら、効率的にデザイン作業を進めることができます。今回は、Canvaで定規とガイドを表示させる基本的な手順について解説します。
定規とガイドを表示する手順
設定方法は非常にシンプルです。以下の手順に沿って操作してください。
まず、Canvaの編集画面左上にあるメニューから「ファイル」をクリックします。

次に、表示されたメニューの中から「設定」を選択します。

最後に、「定規とガイドを表示」という項目をクリックしてください。

以上の操作で、デザイン領域の上部と左側に「定規」が表示されます。
ガイドの引き方
定規が表示されたら、そこからガイドを引き出すことができます。
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縦のガイドを引く場合: 画面左側の定規にカーソルを合わせ、デザイン領域に向かってドラッグします。

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横のガイドを引く場合: 画面上部の定規にカーソルを合わせ、デザイン領域に向かってドラッグします。

事前にご自身のデザインサイズ(例:1080px × 1080pxなど)を確認し、どの位置にガイドを引くか決めておくと、よりスムーズに作業を進めることができます。引いたガイドは、デザイン要素を配置する際の目安となり、複数の要素を正確に整列させたい場合に大変役立ちます。
まとめ
Canvaの定規とガイド機能は、デザインの見た目を整え、意図した通りのレイアウトを実現するための強力なサポートツールです。特に、SNSの投稿画像のように、プロフィールアイコンや「いいね」ボタンなどで一部が隠れる可能性があるデザインを作成する際には、このガイド機能を使って安全な表示範囲を確保することが、クオリティを保つ上で不可欠と言えるでしょう。
ぜひこの機能を活用して、よりプロフェッショナルなデザイン作成にお役立てください。
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