Kishioka-Designの日誌

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アンフィールド沈黙…リヴァプール、ホームで衝撃の0-3完敗。フォレストの堅守速攻に屈し泥沼の連敗

試合概要


試合展開

アンフィールドの冷たい風が吹き荒れる中、キックオフの笛が鳴り響きました。リヴァプールは前節のマンチェスター・シティ戦での0-3の敗戦から立ち直るべく、ホームでの必勝を期してこの試合に臨みました。一方、ショーン・ダイチ監督率いるノッティンガム・フォレストは、降格圏脱出をかけた重要な一戦です。
●【前半:支配するも崩せぬホームチーム、一瞬の隙】
試合開始直後から、予想通りリヴァプールがボールを握る展開となりました。開始5分、モハメド・サラーが右サイド深くへ侵入し、鋭いクロスを供給。中央でアレクシス・マック・アリスターが合わせようとしますが、フォレストの守備ブロックに阻まれます。この日のフォレストは、ダイチ監督の代名詞とも言える4-4-2のコンパクトなブロックを形成し、中央のスペースを徹底的に消していました。
リヴァプールはドミニク・ソボスライとライアン・フラーフェンベルフが中盤でボールを散らし、左サイドのミロス・ケルケズ(※今季加入設定)が高い位置を取って攻撃に厚みを加えます。15分には、そのケルケズの折り返しから、新エースとして期待されるアレクサンダー・イサクが足元で収めますが、振り返りざまのシュートは枠を捉えきれません。イサクはこの日、フォレストの屈強なセンターバック、ムリージョの執拗なマークに苦しむことになります。
試合が動いたのは33分、完全にリヴァプールのペースと思われた時間帯でした。フォレストが数少ないカウンターからコーナーキックを獲得します。エリオット・アンダーソンが放った鋭いボールは、ニアサイドで混戦となり、フィルジル・ファン・ダイクの身体に当たってコースが変わります。これにいち早く反応したのがDFのムリージョでした。彼はディフェンダーとは思えぬ冷静さで、こぼれ球をゴール右隅へと突き刺しました。アンフィールドが一瞬にして静まり返ります。リヴァプール 0-1 フォレスト。
失点後、リヴァプールは前掛かりになりますが、焦りが見え始めます。逆にフォレストは36分、再びセットプレーの流れからイゴール・ジェズスがネットを揺らします。追加点かと思われましたが、ここはVARの介入により、直前のプレーでイブラヒマ・コナテのクリアボールがジェズスの手に当たっていたとしてハンドの判定。ゴールは取り消され、アンフィールドには安堵の溜息が漏れました。しかし、前半終了間際のこのシーンは、後半の波乱を予感させるものでした。
●【後半:電光石火の追加点とスロットの焦燥】
ハーフタイムで修正を図りたかったアルネ・スロット監督ですが、後半開始のホイッスルからわずか数十秒後、悪夢が訪れます。
47分、後半開始直後のフォレストの攻撃。右サイドバックのネコ・ウィリアムズが古巣相手に猛然とオーバーラップを仕掛けます。リヴァプールの中盤が対応に遅れると、ウィリアムズは深い位置からグラウンダーのクロスを供給。ファーサイドに走り込んでいたのは、ニコロ・サヴォナでした。彼は冷静にアリソン・ベッカーの逆を突き、ゴールネットを揺らしました。電光石火の追加点。リヴァプール 0-2 フォレスト。
2点を追う展開となったリヴァプールは、ここから猛攻を仕掛けます。55分、スロット監督は不調のコナテに代えてウーゴ・エキティケを投入し、システムを攻撃的にシフト。さらに68分には、存在感を消されていたイサクを下げ、フェデリコ・キエーザをピッチに送り出します。
しかし、フォレストの守備は崩壊するどころか、時間を追うごとに堅牢さを増していきました。特に守護神マッツ・セルスのパフォーマンスは圧巻で、マック・アリスターの強烈なミドルシュートや、サラーの至近距離からのシュートを次々とビッグセーブで防ぎます。
リヴァプールがボール保持率70%を超えながらも攻めあぐねる中、78分に決定的な瞬間が訪れます。フォレストのカウンター。途中出場のオマリ・ハッチンソンが右サイドからカットインし、強烈な左足のシュートを放ちます。アリソンが辛うじて弾きますが、そのボールはペナルティエリア中央へ。そこに詰めていたのは、チームの心臓モーガン・ギブス=ホワイトでした。彼は無人のゴールへ冷静にボールを流し込み、勝負を決定づける3点目を奪いました。
●【終盤:絶望のアンフィールド
0-3となった時点で、アンフィールドのスタンドからは多くのファンが席を立ち始めました。残ったサポーターの一部からはブーイングも聞こえ始めます。リヴァプールは最後までリオ・ングモハなどの若手を投入して打開を図りますが、フォレストの集中力は最後まで切れませんでした。
アディショナルタイム5分が経過し、終了のホイッスル。リヴァプールはホームで屈辱の完封負け。一方のフォレストは、敵地アンフィールドで歴史的な勝利を挙げ、降格圏脱出への大きな勝ち点3を手にしました。

スタッツハイライト


選手寸評

  • フィルジル・ファン・ダイク: 5.0
    不運なディフレクションで先制点を献上。統率力を見せる場面もあったが、全体的に守備陣の混乱を収拾できず。
  • アレクサンダー・イサク: 4.0
    孤立無援。ムリージョのマークに完全に消され、シュートチャンスも限られた。68分での交代は妥当。
  • ハメド・サラー: 5.5
    何度かチャンスメイクを試みるも、かつてのような絶対的な打開力は見られず。疲労の色が濃い。
  • アリソン・ベッカー: 6.0
    3失点したが、彼がいなければさらに点差が開いていた可能性も。ハッチンソンのシュートストップなどは流石だった。
  • ムリージョ: 9.0 (Man of the Match)
    攻守に渡って完璧なパフォーマンス。先制ゴールに加え、イサクを完封した守備対応はワールドクラス。
  • ニコロ・サヴォナ: 8.0
    後半開始早々の追加点は値千金。右サイドからの攻撃参加も効果的で、守備でも安定していた。
  • モーガン・ギブス=ホワイト: 8.5
    チームの心臓としてカウンターの起点となり、ダメ押しの3点目も記録。彼の創造性が攻撃の質を高めた。
  • ネコ・ウィリアムズ: 7.5
    古巣対戦で燃え、アシストを記録。守備でも粘り強く対応し、勝利に貢献。

戦術分析

●ショーン・ダイチの「アンチ・ポゼッション」の完遂
フォレストの勝因は、ダイチ監督が徹底した「4-4-2のコンパクトな守備ブロック」にあります。リヴァプールにサイドでボールを持たせることは許容しつつ、中央へのパスコースとスペースを完全に消しました。ボールを奪った瞬間の縦への速さは強烈で、リヴァプールのハイラインの裏、特にサイドバックが上がった背後のスペースを、ウィリアムズやハッチンソンらが執拗に突きました。また、セットプレー(コーナーキック)での強さも、ダイチ・サッカーの真骨頂でした。
●アルネ・スロットの「プランB」欠如
リヴァプールはボールを支配しましたが、ブロックを敷かれた相手に対する崩しのアイデアが枯渇していました。中央を固められた際に、単調なクロスかミドルシュートに終始し、コンビネーションによる崩しがほとんど見られませんでした。また、先制された後のリスク管理が甘く、後半開始直後の失点は集中力の欠如を露呈しました。イサクへのボール供給ルートが遮断された際の「次の一手」が見当たらず、交代策も後手に回った印象です。

ファンの反応

  • リヴァプールサポーター:
    アンフィールドで0-3? 信じられない。スロットの解任論が出てもおかしくない。」
    「イサクを獲得した意味がない。誰も彼にパスを出せていないじゃないか。」
    「守備が崩壊している。シティ戦から何も学んでいない。」
  • フォレストサポーター:
    「1977年以来、最高のアウェイ・リヴァプール戦だ!」
    「ムリージョは宝だ。絶対に売ってはいけない。」
    「ダイチこそが救世主。降格圏脱出おめでとう!」

総評

プレミアリーグ第12節、アンフィールドでの一戦は、今季の勢力図の変化を象徴するような結果となりました。リヴァプールはこれで直近7試合で6敗目となり、順位も11位まで後退。昨季の王者がまさかのボトムハーフ転落という現実は、クラブに深刻な危機感をもたらすでしょう。特にホームで無得点、3失点という内容は、早急な立て直しが必要であることを示しています。
対するノッティンガム・フォレストは、敵地での歴史的な勝利により降格圏を脱出。ショーン・ダイチ監督の現実的かつ強固な戦術が実を結びました。この勝利は、チームにとって今シーズン最大の自信となるはずです。
次節、リヴァプールは立て直しを図れるのか、それともこのまま泥沼にはまっていくのか。プレミアリーグの厳しさが凝縮された90分間でした。
 
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