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コテージの衝撃!ATに二転、リヴァプールは土壇場で勝利逃す

コテージの衝撃!ATに二転、リヴァプールは土壇場で勝利逃す

試合概要

プレミアリーグ第20節、勝ち点3を積み上げて首位争いに食らいつきたいリヴァプールが、ホームで粘り強さを見せるフラムの本拠地に乗り込みました。アルネ・スロット体制2年目を迎えたリヴァプールは、新加入のフロリアン・ヴィルツを中心とした攻撃陣が好調を維持。一方のフラムもマルコ・シウバ監督の下、規律ある守備と鋭いカウンターを武器に中位に踏みとどまっており、一筋縄ではいかない相手です。
試合は、リヴァプールが土壇場の後半アディショナルタイムに逆転に成功しながらも、そのわずか3分後にフラムが追いつくという、これぞプレミアリーグと言わんばかりの壮絶な2-2のドロー決着となりました。
 


試合展開

前半:フラムの電撃先制とリヴァプールの焦燥

試合開始のホイッスルとともに、リヴァプールはボールを保持して主導権を握りにかかります。しかし、フラムの組織的なハイプレスとコンパクトなブロックがリヴァプールのパスワークを遮断。フラムはボールを奪うや否や、ハリー・ウィルソンとアレックス・イウォビの両翼を活かした素早い攻撃を仕掛けます。
試合が動いたのは17分。右サイドでのパス交換からラウル・ヒメネスがタメを作り、オーバーラップしてきた選手を囮に、中央へ鋭いラストパスを送ります。これに反応した元リヴァプールのハリー・ウィルソンが、ペナルティエリア内から正確なシュートをゴール左隅に突き刺し、ホームのフラムが先制に成功します。古巣対戦となったウィルソンのゴールに、スタジアムは一気に沸き上がりました。
追いかける展開となったリヴァプールは、コナー・ブラッドリーとアンドリュー・ロバートソンが高い位置を取り、フロリアン・ヴィルツがバイタルエリアで前を向こうと奮闘します。しかし、フラムのゴールキーパー、ベルント・レノの安定したセービングに加え、サシャ・ルキッチを中心とした中盤の献身的なカバーリングに苦しみ、決定機を活かしきれません。32分にはコーディ・ガクポがゴールネットを揺らす場面もありましたが、判定はオフサイドリヴァプールは1点ビハインドのまま前半を折り返します。
 

後半:ヴィルツの同点弾と止まらない猛攻

ハーフタイム、アルネ・スロット監督はポジション修正を指示。後半に入るとリヴァプールの攻撃はさらに厚みを増します。57分、待望の瞬間が訪れます。右サイドを突破したコナー・ブラッドリーが中央へマイナスのクロスを供給。これを待ち構えていたフロリアン・ヴィルツが左足で冷静に流し込み、試合を1-1の振り出しに戻しました。ヴィルツにとって、このシーズン二桁得点に迫る重要なゴールとなりました。
同点に追いついたリヴァプールは畳み掛けます。フェデリコ・キエーザを投入し、サイドからの仕掛けを強化。対するフラムも、疲労の見えた中盤にサンデル・ベルゲらを投入して強度を保とうとします。試合は一進一退の攻防が続き、アディショナルタイムへと突入しました。
 

終盤:90分過ぎの「天国と地獄」

ドラマはここからでした。後半アディショナルタイム4分、右サイドを駆け上がったイエレミ・フリムポンが鋭いクロスを上げると、ゴール前で混戦に。最後はコーディ・ガクポが押し込み、リヴァプールがついに2-1と逆転に成功します。敵地に詰めかけたサポーターは勝利を確信し、狂喜乱舞の様相を呈しました。
しかし、フラムは諦めていませんでした。失点直後の90+7分、最後のパワープレーを仕掛けたフラムは、途中出場のケビンが頭で繋いだボールに、中盤の底から駆け上がったハリソン・リードが反応。ペナルティエリア手前から右足を一閃すると、シュートはリヴァプール守備陣の隙を突き、ゴール右上へと吸い込まれました。劇的な同点弾。直後に試合終了のホイッスルが鳴り響き、クレイヴン・コテージは歓喜と落胆が入り混じる奇妙な熱狂に包まれました。

スタッツハイライト


選手寸評

【フラム】

  • ハリー・ウィルソン:古巣を相手に貴重な先制弾。右サイドでの推進力は終始脅威だった。
  • ハリソン・リード:試合終了間際の劇的ゴール。献身的な走りが最後の最後に報われた。
  • ベルント・レノリヴァプールの波状攻撃を幾度も防ぎ、勝ち点1獲得の立役者となった。

リヴァプール

  • ロリアン・ヴィルツ:同点ゴールを含む抜群の存在感。攻撃のタクトを振るい、チームを牽引した。
  • コーディ・ガクポ:一時は逆転となるゴールを記録。泥臭くゴール前に詰める姿勢が光った。
  • コナー・ブラッドリー:積極的な攻撃参加で1アシスト。守備でもフラムの速攻に粘り強く対応した。

戦術分析

リヴァプールはアルネ・スロット監督が提唱する「コントロールされた攻撃」を体現しようとしましたが、フラムの徹底したカウンター戦術に手を焼きました。特にリヴァプールが高いラインを設定する裏のスペースを、フラムのハリー・ウィルソンやラウル・ヒメネスが効果的に使い、守備陣を背走させたことがフラムの善戦に繋がりました。
リヴァプールの収穫は、冬のマーケットでの連携がさらに深まったイエレミ・フリムポンとフロリアン・ヴィルツの右ユニットです。彼らのコンビネーションから決定機が量産されており、今後も攻撃の核となるでしょう。一方で、試合をクローズする局面での守備の集中力には課題を残しました。

ファンの反応

試合後、SNS上では両チームのファンから熱い声が上がっています。
  • リヴァプールファン:「アディショナルタイムに逆転して勝てないなんて……。勝ち点2を落とした気分だ。」「ヴィルツは神。でも守備が最後緩んだのが痛すぎる。」
  • フラムファン:「ハリソン・リードのシュートで叫んだ!これぞクレイヴン・コテージの魔法だ。」「リヴァプール相手に最後まで諦めない姿勢。最高の新年初ホームゲームになった。」

総評

リヴァプールにとっては「勝ち点2を失った」痛いドローとなり、首位追撃にブレーキがかかる結果となりました。しかし、フロリアン・ヴィルツを中心とした攻撃の完成度は非常に高く、今後の巻き返しを予感させる内容でもありました。
対するフラムは、格上を相手に最後まで食らいつくタフな精神力を証明。ハリソン・リードの劇的ゴールは、今シーズンのフラムの団結力を象徴するシーンとして語り継がれるでしょう。次節、リヴァプールは首位アーセナルとの大一番を、フラムはチェルシーとの西ロンドン・ダービーを控えており、両チームにとってこの勝ち点1がどのような意味を持つのか、注目が集まります。
 

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