
AIとの対話で見つけた、私たちが「音」を届ける理由
これまで「AIを使って、どこまでクリエイティブな表現を広げられるか」を日々楽しみながら探ってきました。
AIは本当に驚くほどスマートです。膨大な情報をあっという間に整理して、筋の通った文章をすぐに書き上げてくれます。でも、AIと深く向き合えば向き合うほど、ある大切なことに気づかされました。
それは、どんなに賢い知能であっても、その言葉に「生きた体験の匂い」や、その街が持つ「独特の空気感」までは宿せない、ということです。
AIという鏡に映し出されたのは、効率や正解とは真逆にある、私たち一人ひとりの「偏愛」や「その場所への愛着」がいかに尊いか、という事実でした。テクノロジーを遠ざけるのではなく、AIを頼もしいパートナーとして手を取り合い、人間らしい視点をさらに輝かせること。
そんな試行錯誤の末に、世界中の音と街を繋ぐメディア『Soundscape Bridge』は生まれました。
AIと共に生み出した「3人のナビゲーター」
このメディアには、3人のナビゲーターが登場します。
彼らは私の分身であり、AIとのディスカッションを通じて「特定の文化背景や視点」を研ぎ澄ませたキャラクターたちです。
-
Chloe(クロエ): 音楽ジャーナリスト、プレイリスト・キュレーター。ロンドンとNYを繋ぐ、音楽シーンの「鼓動」を拾い上げる。
-
Kurumi(くるみ): シンガーソングライター/ 琴森くるみ。日常に溶け込む「音の記憶」を切り取る。
AIという客観的な視点と、私の主観的な音楽への愛。その二つを掛け合わせることで、一人では到達できなかった多角的なストーリーテリングが可能になりました。
5つのカテゴリー:私たちが渡る「音の架け橋」
『Soundscape Bridge』では、このナビゲーターたちと共に、5つの柱を中心に独自のストーリーを展開していきます。
●City Pop Archives
「日本のシティポップ名盤紹介、アーティスト評、再評価の背景」
名盤の徹底解説やアーティスト評を通じて、その豊潤な音楽的背景をアーカイブしていきます。
名盤の徹底解説やアーティスト評を通じて、その豊潤な音楽的背景をアーカイブしていきます。
●NYC/UK Pulse
「米英の最新リリース、注目アーティスト、現地メディアのトレンド」
マーカスとクロエが、現地のインディーシーンや最新トレンドをリアルタイムで発信します。
マーカスとクロエが、現地のインディーシーンや最新トレンドをリアルタイムで発信します。
●Urban Gear
「音楽のある暮らしを彩る、オーディオ機材やレコード、ガジェット紹介」
生活を豊かに彩る機材やガジェットを、そこに宿る美学と共に紹介します。
生活を豊かに彩る機材やガジェットを、そこに宿る美学と共に紹介します。
●NY Diary
「ニューヨークのカルチャーやイベントなどを紹介」
マーカスとクロエの二人を窓口として、観光ガイドには載らない生きたNYの空気感をレポートします。
マーカスとクロエの二人を窓口として、観光ガイドには載らない生きたNYの空気感をレポートします。
●Kurumi Diary
「東京のカルチャーやイベントなどを紹介」
琴森くるみがナビゲーターとなり、東京のインディーカルチャーやアートシーンを繊細な視点で再発見します。
琴森くるみがナビゲーターとなり、東京のインディーカルチャーやアートシーンを繊細な視点で再発見します。
最後に:便利さの先にある「物語」へ
AIを使って効率的に情報を集めることは簡単です。しかし、私たちはあえて、ナビゲーターという個人の視点を通じた「主観的な物語」にこだわりました。
『Soundscape Bridge』は、単なる情報の集積地ではありません。
音楽という目に見えない橋を渡り、誰かが大切にしている音や、遠く離れた街の気配に触れる。そんな「体験」を届けるための場所です。
テクノロジーを使いこなしながら、お届けするのはどこまでも心地よい体温が宿った、人の手ざわりを感じる言葉たち。この新しい挑戦を、ぜひ一緒に楽しんでいただければ幸いです。

#SoundscapeBridge
■Soundscape Bridge:AIと対話し、体温が宿る言葉を届ける新メディア
■Kishioka Design Blog
■Kishioka-Design日誌(はてなブログ)
■note