Kishioka-Designの日誌

Adobe/Flmora/Canva/STUDIO/CopilotなどのソフトウェアやIT関連の情報をお伝えするブログです。

NotebookLMでは届かない「表現力」の壁。Keynote×AIがプレゼンを次のステージへ。

NotebookLMでは届かない「表現力」の壁。Keynote×AIがプレゼンを次のステージへ。

 
AIによるスライド生成が当たり前になりつつある今、「情報の整理」に強いNotebookLMと、「表現力」に定評のあるAppleKeynote、どちらを使うべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
特に、Apple Creator Studioの一部として進化した最新のKeynoteは、これまでのAIツールとは一線を画す「決定的な違い」を持っています。それは、「生成されたものが、生きて動くかどうか」という点です。
この違いに注目して、これからのプレゼン資料作成のあり方を考えてみましょう。

AIが作るのは「画像」か「素材」か

NotebookLMのスライド生成機能は、膨大な資料からエッセンスを抽出し、誰にでも分かりやすい形に構造化してくれる素晴らしいツールです。しかし、その出力結果は、言わば「完成された1枚の画像(またはPDF)」に近い性質を持っています。後から「この文章を少し右にずらしたい」「この写真だけ別のものに変えたい」と思っても、自由な加工は困難です。
一方で、KeynoteがAIを使って生成するのは、「編集可能な独立したパーツ」の集まりです。テキストはテキストボックスとして、画像は画像オブジェクトとして、それぞれがバラバラの状態でスライド上に配置されます。これが何を意味するかというと、AIが作ったドラフトをベースに、自分の手でいくらでも「磨き上げる」ことができるのです。

「動かせる」ことがプレゼンの質を変える

Keynoteを使う最大のメリット、それは「アニメーションを自由に設定できること」に尽きます。
NotebookLMで生成されたスライドは静止画であるため、ページをめくることしかできません。しかし、Keynoteなら以下のことが可能です。
  • 視線の誘導: 重要なキーワードだけを、タイミングを合わせて「ふわっ」と浮かび上がらせる。
  • ストーリーテリング: AIが生成した画像を背景に馴染ませ、次のスライドへ「マジックムーブ」で滑らかに移動させる。
  • データの強調: AIが配置したグラフを、説明に合わせてダイナミックに成長させる。
プレゼンテーションの本質は、聴衆の心を動かすことにあります。単なる情報の羅列を提示するNotebookLMに対し、KeynoteはAIが用意した「素材」に「動き」という命を吹き込むことができるのです。

どちらを選ぶべきかの判断基準

この2つのツールの違いを理解すれば、自ずと使い分けが見えてきます。
●NotebookLMを選ぶべきシーン
複雑な資料を自分たちが理解するために、手早く構造化したいとき。つまり、「情報の整理・要約」が目的の内部資料向けです。
Keynoteを選ぶべきシーン
誰かを説得したい、感動させたい、あるいはブランドのイメージを伝えたいとき。つまり、「伝える・表現する」ことが目的の対外的なプレゼン向けです。

結論:AIとの「共同作業」を楽しむならKeynote

NotebookLMは「AIが答えを出してくれるツール」ですが、Apple Creator StudioのKeynote「AIがあなたのクリエイティビティを加速させるツール」です。
AIに骨組みを作らせ、自分は「動き」や「間(ま)」といった演出に集中する。そんなAIとの新しい共同作業の形が、Keynoteなら実現できます。1枚の静止画で終わらせるか、それとも物語として動かすか。その選択が、あなたのプレゼンの結果を大きく変えるはずです。
 
【書籍紹介】
 
1. NotebookLM 関連
GoogleのNotebookLMが日本で本格普及した2025年に発売された、最も信頼性の高い解説書です。
 
『できるGoogle NotebookLM 可能性は無限大! 自分専用AIノート活用法』
著者: 清水理史 & できるシリーズ編集部(インプレス
発売: 2025年8月
内容: NotebookLMの基本操作から、2025年に追加された最新機能までを網羅した解説書です。PDFやWeb、音声ソースの活用法が図解で丁寧に説明されており、NotebookLMをビジネスや学習に導入する際の決定版と言えます。
 
『仕事が爆速化する! Claude Perplexity Glasp NotebookLM 使いこなし術』
著者: AIビジネス総研
発売: 2025年1月
内容: NotebookLM単体ではなく、他のAIツールと組み合わせて「情報収集からアウトプットまで」をいかに効率化するかに焦点を当てた実践ガイドです。
 
2. Apple Intelligence / Keynote 関連
Apple Creator Studio」やKeynoteのAI機能は、Apple Intelligenceの一部として解説されることが多いため、以下の総合ガイドが非常に役立ちます。
 
『いちばんわかりやすい! iPhone & Apple Intelligence徹底活用ガイド』
出版社: コズミック出版(COSMIC MOOK)
発売: 2025年8月
内容: 初心者向けに、Apple Intelligenceの具体的な使い方を解説したムック本です。Keynoteなどでの文章生成支援や、画像生成(Image Playground)の使いこなし方が詳しく載っています。
 
Mac Fan 2025年7月号』(特集:Apple Intelligence 完全マスターバイブル)
内容: 雑誌の特集号ですが、2025年4月に日本語対応したApple Intelligenceの機能をクリエイティブ・ビジネスの両面から総力特集しています。KeynoteでのAI活用についても、雑誌ならではの最新事例が紹介されています。
 
3. AIリサーチ・資料作成 関連
NotebookLMでリサーチした情報を、どう資料に落とし込むかを学べる最新の教本です。
 
『いちばんやさしいAIリサーチの教本 人気講師が教える生成AI時代の"差がつく"情報収集&活用術』
発売: 2025年12月(インプレス
内容: 生成AIを使ったリサーチ手法に特化した最新刊です。NotebookLMを含むツールを使いこなし、情報の「正確性」と「速さ」を両立させる具体的なテクニックが学べます。
 
#AppleCreatorStudio
#Keynote
#NotebookLM
 
■Kishioka Design Blog
■Kishioka-Design日誌(はてなブログ
■note