
長かった調査と葛藤の日々に、ついに終止符が打たれました。
愛機 FiiO M21 のポテンシャルを解放し、JVC WOODシリーズを愛する私の耳を満足させる「4.4mmバランス接続」の相棒。熟考の末、私が手に取ったのは FiiO FD3 Pro でした。
今回は、なぜこの機種が「正解」だったのか、そして初めてM21の4.4mmジャックを埋めた瞬間の衝撃をレポートします。

決め手は「ウッドの系譜」を感じる設計
JVCのWOODシリーズ(HA-FW03)を使い続けてきた私にとって、多ドライバーの派手な音よりも、「一つの大きなドライバーが奏でる自然な響き」が絶対条件でした。
FD3 Proを選んだ理由は、まさにそこにあります。
-
12mm大型DLC振動板: ウッドドームに負けない力強い押し出し。
-
セミオープン構造: 密閉型にはない、ジャズのライブ盤に不可欠な「空気の広がり」。
-
プラグ交換式ケーブル: 追加費用なしで、即座に4.4mmバランス接続が可能。
「メーカーをFiiOで揃える」という相性への期待も、最後の一押しとなりました。
儀式:3.5mmを脱ぎ捨て、4.4mmへ
箱を開け、まずはFD3 Proの重厚な金属筐体に目を奪われます。しかし、今回の主役はケーブルです。
標準の3.5mmプラグをひねって外し、ずっしりと重みのある4.4mmバランスプラグを装着。そして、M21の右側のジャックへゆっくりとプラグを差し込みます。カチッという手応えと共に、私のオーディオライフの第2章が始まりました。
M21「デスクトップモード」×「4.4mm」の洗礼
設定を「デスクトップモード:ON」、ゲインを「High」に設定。ジャズの名盤、ビル・エヴァンスの『Waltz for Debby』を再生しました。
「……今まで聴いていたのは、音の一部でしかなかったのか?」
最初の一音で、その違いを理解しました。
-
低域の「見える」感覚: ウッドベースの弦が指に弾かれ、箱が鳴る様子が手に取るように分かります。3.5mmでは「面」で鳴っていた音が、4.4mmでは「立体」としてそこに存在しています。
-
静寂の深さ: 4基のDACがフル稼働している恩恵か、背景のノイズが一切消え、客席の食器の音や咳払いまでが、生々しいリアリティを持って浮かび上がります。
-
FD3 Proの懐の深さ: 付属の「レッド・ノズル(低域重視)」に変えることで、WOODシリーズに通じる温かみのある艶が乗り、ジャズ特有の濃厚な空気感が見事に再現されました。
結論:これは「買い替え」ではなく「解放」だ
1万円台のイヤホンでこれほどの変化があるとは、正直予想以上でした。
HA-FW03という銘機を愛してきたからこそ分かる、「パワーと分離感によって音楽の解像度が一段上がる」という贅沢。
ワイヤレスの Victor WOOD master が「最高の利便性と完成された美」なら、この M21 × FD3 Pro(4.4mm) は「音の核心に触れるための探求」です。
私のM21の4.4mmジャックは、今、最高に幸せな音で埋まっています。
【製品紹介】
■FIIO JM21 2026 Blue Black FIO-JM21-2026【日本正規品・シリアルナンバー付】デジタル オーディオ プレーヤー DAP CS43198 DAC 薄型ボディ Snapdragon 680 搭載
数々のアワードを制した名機「JM21」が、さらなる余裕を携えて進化しました。 今回のアップデートの目玉は、ユーザーの「もっと」に応える基本性能の底上げです。メモリは4GBへ増量、ストレージは2倍の64GB、バッテリー容量も約3割アップ。
Snapdragon 680とデュアルCS43198 DACが奏でる鮮烈なサウンドや、700mWの圧倒的な駆動力はそのままに、ストリーミング操作の快適さとスタミナが劇的に向上。名作のDNAを継承しつつ、日常での「使いやすさ」を極めた、死角のない一台に仕上がっています。
|
|
#FiiOM21
#FiiOFD3Pro
#ガジェットニュース
#FiiOFD3Pro
#ガジェットニュース
■Kishioka-Design日誌(はてなブログ)
■note
■Soundscape Bridge
