Kishioka-Designの日誌

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【CLプレーオフ】王者の執念とヴィニシウスの輝き。レアル・マドリード、敵地リスボンでベンフィカに雪辱の先勝!

【CLプレーオフ】王者の執念とヴィニシウスの輝き。レアル・マドリード、敵地リスボンでベンフィカに雪辱の先勝!

■試合概要

2025-26シーズンのUEFAチャンピオンズリーグは、新フォーマット導入によりかつてない激戦が続いています。リーグフェーズを9位で終え、まさかのプレーオフ回りとなったレアル・マドリード。その相手は、第8節でマドリードを2-4で粉砕し、彼らをこのプレーオフの舞台へと引きずり下ろした因縁の相手、ベンフィカでした。
舞台は再びリスボンの地、エスタディオ・ダ・ルス。超満員の観衆が作る「地獄」のような空気の中、ベスト16進出を懸けた第1戦が行われました。

■試合展開

●前半:守護神トルビンの壁とマドリードの焦燥

試合開始のホイッスルとともに、ホームのベンフィカはジョゼ・モウリーニョ監督らしい「硬い」守備ブロックを敷きました。3週間前の対戦で大勝している自信からか、ベンフィカの選手たちは非常に落ち着いた立ち上がりを見せます。
一方のレアル・マドリードは、アルバロ・アルベロア監督のもと、雪辱に燃える姿勢が随所に見られました。序盤からキリアン・エンバペ、ヴィニシウス・ジュニオール、そしてアルダ・ギュレルの3トップが流動的にポジションを変え、ベンフィカの牙城を崩しにかかります。
前半15分、最初の決定機が訪れます。中盤でボールを奪取したエドゥアルド・カマヴィンガのスルーパスにエンバペが抜け出し、得意の形からシュートを放ちます。しかし、これをベンフィカの守護神アナトリー・トルビンが指先一本で弾き出しました。
その後もマドリードの猛攻は続きます。30分にはコーナーキックのこぼれ球を拾ったギュレルが強烈なミドルシュートを放ちますが、これも再びトルビンが超人的な反応で阻止。マドリードにとっては「攻めているのに点が入らない」という、リーグフェーズの悪夢が蘇るような展開で前半をスコアレスで折り返します。
 

●後半:ヴィニシウスの一撃と、予期せぬ中断

後半開始早々の50分、ついに試合が動きます。左サイドでボールを受けたヴィニシウス・ジュニオールが、マッチアップしたアレクサンダー・バーをステップワークで翻弄。カットインから右足を振り抜くと、ボールはゴール右隅のサイドネットに突き刺さりました。ここまで神がかり的なセーブを続けていたトルビンも一歩も動けない、完璧な一撃。レアル・マドリードが待望の先制点を奪います。
しかし、その直後の52分、スタジアムに異様な空気が流れます。ゴールセレブレーションを行っていたヴィニシウスに対し、ベンフィカの若手ジャンルカ・プレスティアンニが何かを口走り、これにヴィニシウスが激昂。人種差別的な侮辱があったとしてヴィニシウスが審判に強く抗議し、試合は一時中断する事態となりました。
この騒動で両チームの選手が入り乱れ、スタジアムは騒然。最終的にプレスティアンニとヴィニシウスの両者にイエローカードが提示され、試合は約7分間の中断を経て再開されましたが、ここから試合は一気に荒れ模様となります。
 

●終盤:モウリーニョ退席とマドリードの完遂

追い上げたいベンフィカは、ラファ・シウバやアンドレアス・シェルデルップに代えてゲオルギー・スダコフらを投入し、攻撃のギアを上げます。しかし、マドリードの守備陣、特にアントニオ・リュディガーとエデル・ミリトンが鉄壁の守りを見せ、決定機を作らせません。
80分を過ぎた頃、判定を巡って第4審判に激しい抗議を続けたベンフィカのモウリーニョ監督に対し、主審はレッドカードを提示。指揮官を失ったベンフィカは、スタジアムの熱狂を味方につけて最後まで押し込みましたが、マドリードはダニ・カルバハルを投入して守備を固め、1-0のままタイムアップ。
マドリードが敵地で貴重な勝利とアウェーゴール(※現在の規定ではアウェーゴールルールはありませんが、精神的な優位性)を手にし、セカンドレグへ向けて大きな一歩を踏み出しました。

■スタッツハイライト

  • 支配率: ベンフィカ 38% - 62% レアル・マドリード
  • シュート数: ベンフィカ 6(枠内2) - 18(枠内9) レアル・マドリード
  • セーブ数: トルビン(ベンフィカ) 8セーブ
  • パス成功率: ベンフィカ 79% - 91% レアル・マドリード
  • ファウル数: ベンフィカ 15 - 12 レアル・マドリード

■選手寸評

●レアル・マドリード

  • ヴィニシウス・ジュニオール(MVP): 圧巻の決勝ゴール。ピッチ外の雑音に晒されながらも、プレーで回答を出す「エース」の姿を見せた。
  • キリアン・エンバペ: 得点こそなかったが、そのスピードは常に脅威。トルビンのセーブがなければハットトリックもあり得た。
  • エドゥアルド・カマヴィンガ: 中盤の支配者。回収力と推進力でベンフィカのカウンターをことごとく封じた。
  • アントニオ・リュディガー: 終盤のベンフィカのパワープレーを跳ね返し続けた「壁」。

●ベンフィカ

  • アナトリー・トルビン: 敗戦の中で唯一、マドリードを絶望させた守護神。彼がいなければ0-4になっていてもおかしくなかった。
  • ジャンルカ・プレスティアンニ: ヴィニシウスとの騒動で試合の雰囲気を壊してしまった。プレー面でも精彩を欠く。
  • ラファ・シウバ: 数少ないカウンターの起点となったが、孤立する場面が目立った。

■戦術分析

今回の試合、マドリードのアルベロア監督は「ハイプレスの再定義」を持ち込みました。前回の対戦でベンフィカの速攻に沈んだ反省を活かし、前線からの守備強度を極限まで高め、ベンフィカの中盤(特にアウルズネス)に自由を与えませんでした。
一方のモウリーニョ監督は、低層のブロックを築いてエンバペの背後のスペースを消す戦術を採りましたが、ヴィニシウスの個の能力による「理不尽なゴール」まで防ぎきることはできませんでした。指揮官の退席も、追撃の勢いを削ぐ一因となりました。

■ファンの反応

  • 「ヴィニシウスは最高だ。あんな困難な状況でゴールを決めるなんて、本当のメンタルモンスターだよ。」
  • 「トルビンがいなかったら終わっていた。セカンドレグ、サンティアゴ・ベルナベウで逆転するのは簡単じゃないが、まだ希望は捨てない。」
  • 「人種差別的な言動があったのなら厳しく対処すべき。試合の内容が素晴らしかっただけに、そこが残念だった。」

■総評

レアル・マドリードが「王者の威厳」を見せつけた一戦でした。リーグフェーズでの敗戦を糧にし、戦術的にも精神的にも一段階上のパフォーマンスを発揮。一方のベンフィカは、ホームでのアドバンテージを活かしきれず、次戦は敵地ベルナベウで勝利が必要という非常に厳しい状況に追い込まれました。
波乱含みのプレーオフ。果たして、白い巨人がこのまま逃げ切るのか、それともリスボンの鷲が奇跡を起こすのか。運命の第2戦からも目が離せません。
 
#チャンピオンズリーグ
#ベンフィカ
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